乳幼児、特に自分で動けるようになった幼児は、何でも口に入れるし、何をするかわからないので、気をつけていないと危険がいっぱいです。
その中で、即、命の危険につながるのが水の事故です。
近くに池はないし、海や川に遊びにいかないから大丈夫と思っているお父さん、お母さん、実は、乳幼児の溺死は家庭内で多く起こっているのです。
1〜4歳の死因の1位は不慮の事故ですが、その原因は交通事故と並んで溺死が多くなっています。
さらにその原因を見てみると、0〜2歳まででは、浴槽での溺死が溺死全体の7割以上を占めています。
つまり、特に2歳未満の子どもは、浴槽に水を入れっぱなしにしておくと、そこに入り込んで溺れてしまう危険性が高いということです。
その理由として、小さい子どもは水の怖さを知らない、水の中では息ができないということがわかっていない、ということが挙げられます。
だから、好奇心でお風呂のふたを開けて、中に入り込んでしまうのです。
さらに、最近増えている高齢者に優しいバリアフリーの住宅も、実はその危険性を高めているのです。
実験によると、浴槽の外の床から浴槽までの高さが50cm以下だと、2歳未満の幼児が簡単に風呂に入り込めるそうです。
逆にいうと、浴槽までの高さが50cm以上あると、2歳までの幼児が風呂に入り込む事故はかなり防げます。
だからといって、そのために浴槽を高いものに換えるのはなかなか難しいことです。
2歳以上の子どもでも、浴槽での溺死が多いことを考えると、小さい子どもがいる家庭では、面倒でも風呂の水は必ず抜いたほうがいいのではないでしょうか?
ちょっとした油断が、取り返しのつかない悲劇につながってしまうことがあるのです。
Author:きゃすぱ〜
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