胃といえば、強力な消化液で肉などを分解する器官です。
ところが、自分の胃の中で子育てをする生物がいたのです。
なぜ、『いたのです。』 と、過去形なのかというと、残念ながら現在では絶滅してしまっているのです。
その珍しい生態の生物はカモノハシガエル。
カモノハシの名前から想像されるように、オーストラリアに生息していたカエルです。
メスは自分で産んだ卵を飲み込み、胃の中でふ化させ、さらに子ガエルになるまで育てていたそうです。
なぜ胃の中にいても消化されなかったのかというと、オタマジャクシは胃液の分泌を抑える物質を出していたからです。
1973年に発見されて、残念なことに1981年までには絶滅してしまったそうです。
絶滅の原因はカエルツボカビ症といわれています。
この病気は、現在も世界中のカエルの脅威となっています。
実は、1990年代以降、世界中のカエルが、開発されていない奥地を含めて激減していることが報告されていました。
その原因は、よくわかっていなかったのですが、実はその犯人がカエルツボカビ症らしいのです。
この病気、自然界では防ぐ手だてがほぼないといわれ、カエルが感染すると、100%近くが死亡します。 そのカエルにとっては悪魔の病気が、2006年12月に初めて日本でも確認され、カエルが大量死が懸念されています。
カモノハシガエルは、昔テレビで見たことがあるので、映像では恐らく残っていると思われるのですが、こういった貴重な生物が今では見られないのは本当に残念なことです。
テーマ:川・河・池・沼の生き物達 - ジャンル:ペット
- 2007/03/05(月) 22:34:07|
- 動物・植物
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- 2007/03/06(火) 15:58:49 |
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