最近、保護者による給食費未払いが問題となっています。
頼んで給食を出してもらっているわけではないなどという親もいるようですが、そもそも学校給食はなぜ始まったのでしょうか?
戦後、日本人の死因の1位は今のようにガンや脳卒中、心臓病などではなく、結核でした。
抗生物質の登場まで、毎年20万人もの人が結核で亡くなっていたのです。
想像してみてください。
今のガンと同じように、結核で人が死んでいたのです。
しかも、結核は生活習慣病のように高齢で発生することが多いというわけではなく、20代前後の若者の命も多く奪っていました。
そして、結核が流行した原因の一つに栄養失調がありました。
1950年の段階で、国民の25%、実に4人に1人が栄養失調が原因の何らかの病気にかかっていたという統計があるくらいです。
ご年配の方にとっては当たり前の話かもしれませんが、この飽食の時代には想像すらできないのではないかと思います。
そこで、
『日本の将来を担う子供たちに、せめて1日1食でも栄養のある食事を食べさせてあげよう。』
という目的で制定されたのが、学校給食法(1954年)だったのです。
時は移って、今では栄養失調というだけでニュースになる時代です。
現在の学校給食の目的は、みんなで食事することにより社会性を身につけることや、食事のマナーを学ぶことに変わってきています。
給食費を公然と払わない親たちに、自分たちの親、祖父母、親戚が、学校給食にどれほど助けられたか、ちょっとでも教えてあげたいですね。
Author:きゃすぱ〜
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