日本人は貝が好きなことで有名ですが、沖縄には(食中毒などではなく)人を殺す力を持っている貝がいることを知ってますか?
ハブ貝、殺人貝ともいわれるその貝は、アンボイナと呼ばれる、大きくなると13cmほどになるイモガイと呼ばれる貝の仲間で、英語でもKiller-Shellといいます。
危険を知ってもらうためにイモガイ特有の形をしたこの巻き貝の写真を掲載したいところなのですが、著作権などの問題があるので、『アンボイナ』で検索をかけてみてください。
この貝、貝のくせに生きた魚を食べて生きています。
では、動きののろい貝がどのようにして魚を捕らえるのか?
アンボイナは、口を伸ばして、その先からモリのような形をした歯舌を発射します。
ちなみに、歯舌には抜けないように、釣り針のようなかえしまでついてます。
歯舌にはコブラなどと同じ、神経に作用する神経毒があり、刺されると魚は麻痺、死亡します。
後は、モリについた糸状のものをたぐりよせて、魚を丸のみにするだけです。
やっかいなのは、この貝が沖縄などのサンゴ礁の浅いところにもいることです。
ポケットに入れていて刺された人もいますので、十分な注意が必要です。
歯舌はビニール袋をも通す可能性があるので、とにかくさわらないほうがいいでしょう。
万が一刺された場合は、泳げなくなる前に陸に上がり、刺された場所から心臓に近い部分をしばり、すぐに病院に行ってください。
最悪の場合、血圧低下、呼吸困難を起こして死亡する恐れがあるからです。
南の海で生きた巻き貝を見つけても、それがアンボイナではないと自信がない限り、安易に持ち上げたりはしないほうがいいですね。 テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2007/02/10(土) 23:49:38|
- 日常に潜む危険
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