植物を毎日なでていると、成長が鈍くなり、背が低くなります。
実験室内で、植物を毎日、1日に2〜3回なでまわすことによって、その成長がにぶくなるのが確認されています。
なぜそのような性質があるのでしょうか?
それは、風が強いところに生えた時、あまり背が高くなりすぎると倒れる危険が増えるからだと考えらます。
では、なでられた植物には何が起こっているのでしょうか?
植物はなでられることにより、エチレンというホルモンを作ります。
このエチレンが、植物の成長をおさえるはたらきがあるのです。
ちなみに、エチレンは熟した果実からもでていて、果実の成熟をうながすはたらきももっています。
熟しにくいキウイを赤く熟したリンゴと一緒にいれておくと早く熟するのは、リンゴから出ているエチレンのおかげです。
逆に、果物を長持ちさせたければ、熟したものと一緒にいれるのはさけたほうがいいです。
参考までに、このエチレンはたらき、昔ヨーロッパでガス灯の燃料にエチレンガスを使っていると、ガス灯のそばの木の紅葉が早くなることから発見されました。
早く伸びてほしいと思って観葉植物を毎日なでてかわいがっていると、逆に伸びるのが遅くなってしまうとは、皮肉な結果ですね。
Author:きゃすぱ〜
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