親の血液型から、子どもがどのような血液型になるかがわかることはよく知られています。
逆に言うと、親の血液型からは考えられない血液型の子どもが生まれた場合は、下手するとトラブルに発展する危険性すらあります。
そういう時、多くの場合は、親が自分の血液型を単に間違えているか、親の血液型を調べたときの判定間違いだそうですが、それ以外でも、本来ならあり得ない血液型の子どもが生まれることがあります。
その原因は、血液型がシスAB型の親にあります。
人の染色体は2本1組になっていて、通常はA型の遺伝子と、B型の遺伝子は別々の染色体上にあります。
ところが、シスAB型の人は、その両方が1本の染色体上にあるのです。(図参照)

図では、もう1本の染色体にはA、B型の遺伝子がありませんが、どちらかがある場合もあります。
つまり、シスAB型の人は、A、B型の両方の遺伝子が一緒に子どもに伝わるので、例えばシスAB型とO型の間には、本来ならありえないAB型の子どもが生まれたり、O型がうまれたり(図のようにもう1本にAもBもなければ)することがあるのです。
それ以外にも、突然変異で、例えばO型とO型の両親からB型の子どもが生まれるような例もごくまれにあります。
いずれの場合も、お金をかけてDNA判定をすれば本当の親子かどうかわかります。
自分が親の血液型からは考えられない血液型であったとしても、悲観するにはまだ早いのです。
テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2007/05/14(月) 23:09:28|
- 心とからだ・医学
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