雑学王 雑学・トリビア集です

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銀行強盗犯にとられた人質がその犯人と結婚したわけ。

銀行強盗に巻き込まれ、1週間にもおよぶ長い間人質として犯人に囚われていた女性が、事件解決後、人質をかばい、警察を非難するような言動に走るようになった。

それどころか、犯人グループの1人と結婚するに至ってしまった。

このような不可解なことが起きたことを信じられますか?

しかし、これは実際に起きたことなのです。

それも、同じようなことが何度も。

このような人質の特異な心の動きを表わす症状を、『ストックホルム症候群』といいます。

冒頭の事件は、1973年、ストックホルムで実際に起こった話で、『ストックホルム症候群』という言葉の語源にもなっています。

人質から解放された後に、人質に共感してしまい、中には犯人グループと新たな犯罪におよぶ例もあるので、最初から共犯だったのではないかと誤解されることもあります。

では、なぜ、このような不可思議な現象が起こるのでしょうか?

原因は、どんな状況下でも、生物は生き残るための最善の手段を模索するということに関係がありそうです。

あなたが、殺人もいとわない犯罪者と長期間一緒に生活していたと考えてください。

どのようにすれば生き残ることができるでしょうか?

犯人を非難、いかにやっていることが間違っているか説教する?
それでは、殺される可能性が高まるでしょう。

では、犯人の話に耳を傾け、共感し、同じような考えを持つようになったらどうでしょうか?

犯人も、『おや、こいつはなかなか話がわかるやつじゃないか。人質にしとくのはもったいない。』と考えるようになり、生き残れるかもしれません。

こうした逆境でも生き残るための術が『ストックホルム症候群』の正体なのではないかと考えられるのです。

ここから先は、私の独断の仮説ですが、『ストックホルム症候群』は、昔、法律などがなかったころの人類(もしくはサル)が、群れの中で生き抜くためにふつうに起こっていたことなのではないでしょうか?

群れのボスの権力が絶対的であった当時、ボスがどんな犯罪的な行為をしても、それを正当なこととみなすことができなければ、群れから追い出され、生き残ることができなかったのではないかと想像されます。

例えば、チンパンジーの群れで、新しいボスができると、そのボスがメスたちが抱えている前のボスとの間の子どもを殺すような行為がそれにあたります。

チンパンジーは子育ての期間が長く、メスは子どもが独立するまで再び発情しません。

つまり、せっかくボスになっても、子どもが大きくなるまで待っていると、自分の子どもが作れなくなってしまう可能性が高まるのです。

そこでボスは、自分の遺伝子を残すために、邪魔な子どもを殺すということなのです。

子どもを殺されたメスは、当然深い悲しみに襲われますが、子どもがいなくなると、また発情するようになり、自分の子どもを殺した殺人鬼との間の子どもを作るようになるのです。

人間の世界では想像もできないことです。

それと同じことが、『ストックホルム症候群』で起こっているのではないでしょうか?

1996 年にペルー・リマで起きた127日間におよんだ『日本国大使公邸占拠事件』でも、『ストックホルム症候群』が見られたといわれています。

それだけでなく、このとき、犯人側が、人質に影響され、日本の文化に関心を持ったり、日本語を学んだりしたそうです。

この、『ストックホルム症候群』とは逆の現象は、『リマ症候群』と呼ばれるようになりました。

極限状態での人の心の動きは、常識では考えられない、われわれの想像もできないようなものであることもあるのです。














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テーマ:科学・医療・心理 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2007/03/08(木) 23:15:44|
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